大阪王将は何屋さん?

2022年2月16日

大阪王将(イートアンドホールディングス)
社長が、あるテレビ番組で
とても印象に残った話があります。


全国でチェーン展開している
大阪王将とともに
冷凍製造業も好調で、


外食業界のイノベーターとして
様々な事業展開をされてきて、
昨年、ベーカリーカフェをオープン。


もちろん、
山も谷も越えて今があるのですが、
その中で


「大阪王将は『日常食』
ベーカリーも『日常食』
間違っても1万とか2万の
フレンチレストランや懐石はやらない」


そして、


「色々な食のシーン
豊かさや楽しさを作っていく会社」


にすると決めて色々な発想ができるように
なったのだそうです。


私はこれを聞いて
「あなたは何屋さんですか?」
と問われているように思いました。


例えば、画廊なら
「絵を売るお商売」ですよね?


ですが、
「芸術を通して〇〇を提供する商売」
となるとできることが
グッと増えるのではないでしょうか?


もちろん、
手を広げることがいい
と言っているわけではありません。


ですが、作品を売るにしても
「〇〇を提供する」の
「〇〇」が言語化できていること自体が
とても少ないのではないでしょうか。


この「〇〇」が
漠然としたものではなく、
明確になればなるほど、


何をすればいいのかも
明確になりそうですよね!