本当の競合はどこ?

2021年9月29日

お客様の声を集める際に
お客様の悩みや理想を深掘りする方法は
たくさんあるのですが、

 
先週お伝えした3つのポイントの他に、
もう一つ意識して欲しいことがあります。

 
それが「競合」です。

 
意外とみなさん意識されていないのですが、
美術商の競合は、同業だけではありません。

 
例えば、似た価格帯の

 
宝飾品
高級車
高級時計
旅行
高級レストラン
不動産
株式投資

 
などなど、
あなたのターゲットが
ちょっと贅沢と感じるものや

 
投資、資産として
頭に浮かぶものも競合です。

 
これらは「間接競合」と呼びますが、
簡単に言うと、

 
目的は同じだけど、手段が違う業種です。

 
お客様の頭の中で、
この間接競合がなんなのか
知ることができると、

 
もっと広い視野で
お客様が求めているものが
見えてきます。

 
また、間接競合を知ることで、
アプローチの仕方を別の角度から
考えることができます。

 
例えば、資産として絵を
購入しているなら、
不動産や株と比較して
メッセージを送ることもできます。

 
そうすることで、
絵を資産と見ていなかった見込み客にも
メッセージが届くようになります。

 
ダイエットを例にすることが多いですが、
ダイエットサプリの競合は、

 
・エステ
・ジム
・パーソナルトレーニング
・トレーニング器具
・ヨガ
・脂肪吸引手術

 
など、幅広く捉えることができます。

 
さて、競合と「お客様の声」の関係ですが、
お客様は、この絵を買う代わりに、
何を買うのか?

 
ということを聞き出せると
お客様が実際に
何と天秤にかけているのかがわかります。

 
意外な答えが出ることもあります。

 
お客様が求めている未来が
なんなのか、によって
全く変わってくるからです。

 

ぜひあなたの本当の「競合」は
何処なのか、

 
お客様が最近手に入れて嬉しかったものや、
趣味について聞き出す工夫をしてみてください。